平成29年 滋賀銀杏会春の企画
~日野祭りと近江商人屋敷の旅~レポート
恒例となりました「春の企画」。今回は、平成29年5月3日(水・祝)に、日野祭りと近江商人屋敷の見学を行いましたので、その模様をレポートします。当日は、18名のご参加をいただきました。
近江八幡駅に集合し、バスでいざ、日野町へ。
日野祭りは、800年以上の伝統を持つ湖東地方最大の祭りである馬見岡綿向神社の春の例大祭です。今年の日野祭りは、6年に1度、16基すべての曳山が勢ぞろいするということで、期待が高まります。
到着したのは10時半ごろでしたが、ちょうど神社にすべての曳山が集合しようとしているときで、その光景は「圧巻」というしかありませんでした。
曳山それぞれに「だし」と呼ばれる人形を飾られており、地元の戦国武将・蒲生氏郷や、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」にちなんだ井伊家の武将なども登場していました。


また、神社から御旅所までの本通りに面する家々には、「桟敷窓」が数多くみられました。日野祭りを見るためだけに、板塀の一部を窓のように切り取り、中に桟敷がつくられている「桟敷窓」は、日野独特のものだそうです。

神社からバスが待っている日野町役場あたりまで、本通りを歩きましたが、天候も良く、意外と距離があったので、かなりバテてしまいました。しかし、皆さん、ちゃんと時間どおりにバスに集合。さすがです!
昼食&懇親会は、竜王町の「岡喜本店」で行いました。おいしい近江牛をいただき、また、ビールなどでのどを潤して、懇親を深めました。皆さん、一言ずつ、近況などもお話いただきました。あまりの料理のおいしさに、懇親会の模様の写真を撮るのを失念してしまいました・・・。
昼食のあとは、今度は一路、東近江市五個荘へ。
五個荘観光ボランティアガイドさんのご案内で、五個荘金堂の町並みと近江商人屋敷を散策。五個荘金堂は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、また、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」にも認定されている、とてもきれいで、歴史を感じる町並みでした。

近江商人屋敷は、「外村宇兵衛邸」「外村繁邸」「中江準五郎邸」を見学。どのお屋敷も、立派な柱や蔵があり、当時の近江商人の生活文化が当時のまま残っているように感じました。また、150年前の畳が今もそのまま使われていることにびっくり。いろんなところで驚かされ、また、新しい発見がありました。


参加していただいた皆さん、本当にお疲れ様でした。今回の企画は、かなり歩いていただくこととなりましたが、皆さん、元気に参加いただき、ありがとうございました。
(事務局 上田)
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